ファンタスマゴリア 金澤麻由子

横浜市民ギャラリーで金澤麻由子さんの展覧会が開催されます。本学メディアアート工房room2のこけら落としで発表された「Sweet Home」や、今年スパイラルガーデン/表参道のKawaii+大賞でグランプリを受賞した「巣ーNestー」等、インタラクティブな作品や最近出版された絵本「てんからのおくりもの」他、在学中の作品も展示されます。そして待望の新作「時の間ーInterval on Timeー」が発表されます。現在鋭意制作中です。展覧会タイトル:『動く絵、描かれる時間・・ファンタスマゴリア』ニューアート展NEXT 2012  横浜市民ギャラリー、9月28日(金)〜10月17日(水)ぜひ見てください!!

横浜市民ギャラリー http://www.yaf.or.jp/ycag/

金澤麻由子 http://www.mayuart.com/index.html


時の間 Interval on Time

新作の制作コメント

 暗く細い道を抜けると、庇護と存在の祝福が約束された世界が広がっている。遠い記憶は焦がれて歌う。人生は、心地よさに包まれた温もりの中で安らかに始まると。

「人間はまず住まうことを学ばなければならない。」

実存哲学者・ハイデガーは、足りることを知らず、止めどなく駆り立てられ、追い詰められ、自らの足場を失う私たちに、原点への回帰を示唆している。

故郷を喪失した私たちは、自らの居場所へとさまよえる旅人なのかもしれません。

ひたむきに巣を作る小さなものたちを見て、さまよえる旅人ならば、そこにあるのが「温もり」なのだと気付くでしょう。

 時は、容赦なく浸食し、様々なものを奪っていくけれど、それでも「今、ここ」で働きを続けるのは、果てない想いに向かう優しい企て。

 あなたが旅人ならば、小さなものたちに手を貸して欲しい。思いやりを忘れない行動の集積が、ひとつの巣を形づくっていくのです。世界という一つの巣のなかで……。

2012
インタラクティブメディアインスタレーション

サイズ(高さ×横(×幅))3000×3000×3000 cm
プロジェクター、アクリル板、PC、スピーカー

技術提携 金谷一朗 准教授 大阪大学大学院工学研究科(デザイン科学)


 -Nest-

優しく温かそうな巣が、一つ。そのなかで、青い小鳥が、小さな羽根を羽ばたかせ、空を飛んでいる。それは、ゆらめく霧のスクリーンに投影されている。その映像の小鳥は、パステルによる手描きアニメーションである。

 観客が手を差し伸ばすと、小鳥が、その手に止まり、時に可愛くさえずる。その後、観客が手を退けると、手から離れて、再び飛び立つ。

2012
インタラクティブメディアアート

・サイズ(高さ×横(×幅))100×100×100 cm

赤外LED照明、赤外透過フィルタ付きカメラ、小型ポケットプロジェクター、加湿器、PC、送風機、巣のオブジェ

 

技術提携 井村誠孝 准教授(大阪大学大学院基礎工学研究科 コンピュータ科学)

 

 

Masataka Imura  Ph.D / Associate Professor

Osaka University, Computer Science


 Sweet Home

絵画の前の蝋燭(インターフェイス)に、鑑賞者の「灯す行為/switch」がメディアとなるインタラクティブアート作品。センサーカメラによって輪郭を切り出し、子供顔のように変化させた鑑賞者の実時間動画が、キャラクターアニメーションとともに、絵画上に投影されます。

2010
インタラクティブアート

絵画 3300×2800 mm、映像アニメーション、スピーカー、Pc、距離センサーカメラ、電子蝋燭、プロジェクタ


Polyphonic jump
2011
インタラクティブメディアインスタレーション

絵画 10000×2500 mm、映像アニメーション、スピーカー、Pc、キネクトカメラ、プロジェクタ

Interactive ART

Painting 10000×2500 mm, Animation, Speaker, Pc, kinect , Projector

 

技術提携 井村誠孝 金谷一朗

Engineering  Masataka Imure  Ichiroh Kanaya 


A Mirror of Transfiguration
2010 インタラクティブメディアインスタレーション

映像アニメーション、ネイチャーフォト、スピーカー、Pc、距離センサーカメラ、プロジェクタ

Interactive ART Animation, Natural photograph, Speaker, Pc, Distance sensor camera, Projector

 

技術提携 井村誠孝 金谷一朗

Engineering  Masataka Imure  Ichiroh Kanaya 


絵本『てんからのおくりもの』
原画 Original picture 215×580mm

射水市大島絵本館 発行 36p215×290mm

Published by Oshima Museum of Picture Books

展覧会場で販売されます。


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